産地

では農家の所得最大化を目的に、農作物の生産・販売を戦略的に進め、栽培面積の拡大や、生産者へのきめ細かな営農指導などさまざまな取り組みを進めています。栽培した農作物を消費者が必要とするタイミングにロスなく提供する事が必要であり、そのためには、早いタイミングで収穫見込みを把握し、出荷に付随する業務の労働力確保による収量最大化や、買い手との交渉による販売価格の適正化による収益最大化が課題となっています。

これらの課題に対して、ＮＴＴデータは、

「あい作」

に出荷予測の仕組みを追加することでさらなる支援が可能となると考え、

産地

と共に解決に向けた取り組みを進めてきました。本システムはJA香川県が先行して利用しています。

１．栽培品目・

産地

に合わせた出荷予測パラメーターをユーザーで設定可能

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ごとの生育傾向に合わせた出荷予測モデルをユーザー自身があい作にパラメーター設定し、運用する事が可能です。設定するパラメーターについて支援が必要な場合は、2020年４月より提供開始している出荷予測モデル設計コンサルティングサービスにて、

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に蓄積されているデータやノウハウを活用し、短期間で実用的な出荷予測モデルの構築を支援する事も可能です。

２．直近の出荷見込の一括補正により実運用に合わせた予測が可能

出荷予測モデルによる予測結果は現場で起こるさまざまな状況を100％取り込む事はできません。そこで、営農・販売担当者が２～３週間前に予測情報を補正するための機能を取り入れました。例えば早獲りの指示など、現場の判断も補正により予測データに反映が可能となり、より精度の高い予測に近づける事を可能としました。

３．広域のインプットデータの収集・蓄積

産地

の現行業務で取り扱うさまざまなデータの収集・蓄積に対応します。例えば集荷場等で取り扱うデータや、紙の帳票からOCR読み取りしたデータのインポート、

「あい作」

に生産者が記録する圃場（ほじょう）の情報（作業履歴や生育状態等）入力によりデータを収集・蓄積します。また、「HalexDream!」と連携しており、全国任意の地点の気象データを活用する事が可能です。

４．

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で予測精度を向上させるために独自のPDCAを回す事が可能

出荷予測モデルの検証、改善のため、レポーティング機能を提供します。これにより、ユーザー自身で予測精度の向上に向けてPDCAを回し、さらに出荷予測適用品目を広げられる仕様を目指します。